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「なにもしない」を
する旅へ。
街の中。
ふと周りを見渡すと、人々がスマホをひらいて、
なにかをチェックしている。
いまを生きる私たちは、それだけ毎日忙しい。
「なにもしない」とは、だれかの価値観にしばられず、
自分の心に耳を澄ませて、ほんとうにしたいことをすること。
新上五島町で過ごす、なにもしない時間が、
きっとあなたに大切なものを気づかせてくれる。
ここでは、そんな自分時間「ME-TIME」を
満喫できる５つのプランをご紹介します。
「やらなくちゃ」が
なにもない、朝。
夜明け前に到着した島。
朝もやが、あなたをやさしくつつむ。
騒がしい朝は、ここにはない。
あてもなく自分の思いのままに歩けば、
この島の土徳を感じられる。
お寺や神社に足を運ぶのもいい、
朝事に参加するのもいい。
ちょっとお散歩した後は、
美味しい朝食で身も心も満たされる。
行ったことのない場所に
行ってみる、昼。
天気がいいと、つい外に出たくなる新上五島町。
自転車やキックボードで
島風を感じながら近場を冒険。
島びとになった気分で、
自分のお気に入りの場所を探してみる。
知らない場所でのんびり過ごす時間が、
この島の贅沢。
今日がいちばん
好きになる、夜。
新上五島町の本当の美しさは、夕暮れから。
果てしなく広がるパノラマの海に沈む夕日。
時間を忘れて絶景を独り占め。
夜、空を見上げると、数えきれないほどの星が
空いっぱいに広がって、祈りの歴史がこの島に
根付いている理由がわかる。
地球の壮大な営みに身をおけば、
頭も心もリセットされる。
つくるところから
味わえる、食。
大自然の恵みが育んだ、ここにしかない食材を使って、ここでしか食べられないものをつくる。
五感で味わう島ごはんは格別。
古代から受け継がれし幻のうどん作り、美しい海水からつくられたお塩などふだん何気なく使っている調味料にも、自然の恩恵と人の温かさを感じることができる。
匠たちとの会話も自分時間の刺激に。
大自然と歴史が
つつみこむ、癒し。
情報世界から解き放たれて、新上五島町の大自然へ。
自然に浸れば浸るほど、頭の中が空っぽになっていく。
そんな大自然の中に佇む教会群や町並みは、
ひっそりと祈りをつづけてきた信仰の証。
大自然と歴史につつまれて、自分とゆっくり向き合えば、
心の声が聞こえてくる。