これを食べずに帰れません!

これを食べずに帰れません!-1

上五島自慢のしまグルメ!これを食べずに帰れません

美しい海と豊かな自然が育んだふるさとの味を一挙紹介!かつて海外貿易との中継地として栄えたことから、日本と海外の文化が入り交じり、独自のグルメを育んできました。ここでしか食べることができない「しまグルメ」をたっぷり堪能してください。お帰りの際には、お土産の購入をお忘れなく。

日本三大うどんの1つ「五島手延うどん」のルーツに迫る!

中国大陸から伝わり、独自の進化を遂げた「五島手延うどん」。その歴史は、なんと1000年以上!ツルツルとしたのど越しと、しっかりとしたコシが楽しめます。
九州の西端に位置し、遣唐使の寄港地であったことから、大陸の食文化が一番初めに伝わったとされる上五島。中国・唐の索麺(さくめん)の製造方法が、五島手延うどんの基になったと言われています。五島の海水を煮詰めて作った天然塩や、五島列島で採れた椿油など地元の食材を追求。椿油を塗った棒状の生地を、2本の箸にかけ、引き延ばしては束ねる作業を繰り返し、直径約1.5mmほどの細い麺に仕上げます。ひねりを加えつつ微妙な手加減で伸ばすことで、細いながらもコシのある、滑らかな食感を演出。生産量が少なく、なかなか食べる機会がなかったことから「幻のうどん」とも呼ばれ、今では日本三大うどんの1つと称されています。
 

五島手延うどんをまるごと味わう!

椿油で麺の表面をコーティングしているから、鍋で煮ても麺が伸びにくい!グツグツたぎる鍋から直接うどんすくい棒を使ってすくってアツアツをいただく「地獄炊き」という食べ方が一般的です。あご(飛魚)を炭火で焼き、乾燥させて作る焼きあごは、コクにある上品な出汁になります。あご出汁にうどんをつけて、また、数滴醤油をたらした溶き卵につけて、お召し上がりください。ツルツルとのど越し良く、ついつい食べ過ぎてしまいます。もちろん、きつねうどんやわかめうどん、夏には冷やしていただくのもとても美味!島内には五島手延うどんを食べられる飲食店がございますので、来島の際には必ず!お召し上がりください。

衝撃のグルメ!かっとっぽは思い出の一品

お魚がひっくり返って登場します!一度見たら忘れられない思い出に、撮影必須です。
ハコフグの身と味噌・生姜・ネギを混ぜて作った練り味噌を、ハコフグのお腹に入れて焼く郷土料理「かっとっぽ」。内側の身を箸でこそぎながら、特製の練り味噌を絡めていただきます。ぷりぷりの身質に、甘味のある香ばしい味噌がマッチして、濃厚な旨味が口の中いっぱいに広がります。濃いめの味付けなので、ご飯のおかずというよりはお酒のお供に。初冬になると身入りの良いハコフグが水揚げされるようになり、かっとっぽとして提供されます。この時期になると「今年もかっとっぽの季節だな」と感じる島民は少なくありません。

島民に愛され続けるソウルフード「かんころ餅」

かつて満足にお米を食べられなかった時代があり、その時に作られたと言われています。冬の間の保存食・正月用の食べ物として作られていましたが、今では日常食として食べられるようになりました。家庭やメーカーによって作り方は異なりますが、一般的な製造工程は次の通りになります。①スライスしたサツマイモを蒸した後、カラカラになるまで天日干しにします。これが「かんころ」と呼ばれるもの。②かんころを蒸して、再度柔らかくしてから、もち米をあわせ、水飴を入れた後、一緒に搗いて出来上がり。水飴を入れることでほんのりと甘く、柔らかさが長持ちするそうです。
そのまま食べてもよし、少し固くなった場合は薄くスライスした後、トースターやフライパンでサッと炙って召し上がれ。噛めば噛むほど柔らかさが増し、サツマイモの優しい甘さがにじみ出て、お腹も心も満たされます。お菓子でもご飯でもない、いつでも気軽に食べられる「日常食」です。

Column

-1

かんころもちができるまで、おいしい食べ方など

もっと知る。

島に来たら「芋焼酎」を飲まずにはいられません!

島で採れたサツマイモを丁寧に仕込んで作られる、上五島の芋焼酎。上五島の山間部に拠点を構える、五島列島初の本格芋焼酎蔵元「五島灘酒造」では、緑豊かな土地で収穫された地場のサツマイモのみを使用。鹿児島県の杜氏に年中常駐してもらい、日々芋焼酎の美味しさを追求。「島生まれ、島育ち」を掲げ、土地の風土を活かした芋焼酎を丁寧に製造しています。

サツマイモは紅さつま、小金千貫(こがねせんがん)、金ぼけといった品種を使用していますが、平地が少ない上、農家不足ということもあり、島での原料確保はとても困難。特に、金ぼけの生産には苦労していると伺いました。明治33年に五島列島に伝わった在来種:金ぼけは、農家1軒のみ栽培するまで生産が縮小。その親玉8個を五島灘酒造が譲りうけ、自らの手で栽培を始めました。2018年に収穫した金ぼけから作った芋焼酎「明治之芋 五島灘」は甘くスッキリとした味わい。一升瓶で900本出荷できましたが、即完売。人気の高さが伺えます。
予約が殺到し、全てのお客様にお届けできない状態が続きますが、「五島っぽい味がするよね~」とたくさんの方に喜んでいただくため、今日も蔵をあげて奮励努力しています。

五島灘酒造の芋焼酎はこうやって楽しもう!

サラッとして飲みやすい「五島灘 白麹」は水割り・ロックで、お刺身と相性バツグンです。
香ばしく力強いコクが楽しめる「五島灘 黒灘」はロックでキリッと、まろやかで深みのある和食と一緒にお楽しみください。
食事の邪魔をしない、ほんかな甘さがある「紅さつま 五島灘 無濾過」は、パンチのあるチーズなどと一緒に。食材の美味しさをより引き出してくれるでしょう。
五島列島で生産されるサツマイモの在来種「金ぼけ」から作られ、フルーティーで優しい口当たりの「明治之芋 五島灘」は水割り・ロックがおススメです。

Column

贅沢 島グルメを味わう-1

贅沢 島グルメを味わう

旅といえば食!上五島には現地でないと味わえない、島グルメが沢山あります。五島の食材を贅沢に使った料理は、グルメ旅の方にもご満足頂ける自信あり!人気の五島うどんや鮮度抜群のお魚、ちょっと変わった郷土料理まで、島を食べ尽くしてください♪

飲食店一覧
SOCIAL NETWORKING SERVICE
facebook