
その一口が、旅の目的になる。
〜“生”本マグロと出会う、五島の旅〜 透き通る海に囲まれた五島列島・新上五島町。実はこの島、日本有数の"まぐろの聖地"として、いま静かに注目を集めているのをご存じですか?ここで味わえるのは、市場ではなかなかお目にかかれない”一度も冷凍されていない”【生】の本まぐろ。脂ののり、身の締まり、赤身とトロのバランス。そのすべてが驚くほど新鮮で、まぐろ本来の濃厚な旨みにあふれています。口にした瞬間、きっとその違いに驚くはず。マグロの印象がガラリと変わるかもしれません。わざわざ島に渡る理由が、ひと口食べればきっとわかる!そんな“生”本まぐろを食べに上五島へ出かけてみませんか?
▍自然 × 技術 × 人|上五島のマグロが“うまい”理由
マグロ養殖の舞台は、透明度の高い海が広がる若松瀬戸。外洋からの澄んだ海水と、リアス式海岸が生み出す複雑な潮流が、マグロの身を引き締め、脂のりのよいきめ細かな肉質へと育て上げます。育成には3~4年。日々の観察と餌の調整、生簀の掃除など、一尾一尾に手をかけて大切に育てられます。餌には五島近海で獲れたサバを使用し、魚臭さを抑えつつ旨みを引き出す工夫も。自然の恵みと人の手が丁寧に重なり合って生まれる、まさに"至高のマグロ"です。
▍「生」を堪能、まぐろフェア
市場に出回るマグロの約8割が冷凍ものと言われるなかで、“生”の本マグロは極めて希少。新上五島町では、そんな一度も凍らせていない、貴重な“生”の本マグロにこだわった『上五島養殖まぐろフェア』を開催中です!ここで使用されるまぐろは、水揚げ直後に丁寧な“しめ作業”を施し、うまみと鮮度をそのままキープ。水分も旨みも逃がさず、しっとり、なめらか。ひと口で広がる濃厚な味わいと、とろける舌ざわりはまさに格別です。町内の参加店舗では、まぐろ丼やお刺身はもちろん、趣向を凝らした創作料理など、それぞれのお店が誇る“推しの一皿”を提供。“生”本まぐろに出会えるのは、五島の旅の特権。特別な味わいを、ぜひ現地でご堪能ください!
【 開催スケジュール】
第19弾:6月28日(土) ~ 8月17日(日)
第20弾:10月25日(土) ~ 12月14日(日)
第21弾:2月28日(土) ~ 3月31日(火)
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▍スーパーの鮮魚コーナーが舞台!毎月開催のまぐろ解体ショー
新上五島町のスーパー「カミティ」では、毎月第2・第4土曜日に養殖クロマグロの解体ショーを開催。さばかれるのは、なんと70kg級の本まぐろ。切り分けられたマグロは、その場で好きな部位を、好きな分だけ購入可能。 さらに、マグロのブロックが当たるじゃんけん大会など、ちょっとしたお楽しみも。観光地では味わえない、暮らしの延長にある贅沢。 地元のスーパーで思わず笑顔になる、そんな体験をぜひ。▶カミティバリュー店
▍マグロ好きなら知っておきたい、3つの部位
一尾のマグロには、いくつもの表情がある——
あなたはどの部位がお好み?
■ 大トロ|とろける贅沢、ひと口で幸せ
マグロのなかでも最も高級とされる部位、大トロ。お腹側の頭に近い場所から、わずかにしか取れない希少な部分です。「とろけるような味わい」「口に入れた瞬間、消えた!」――そんな表現がぴったりの、脂の旨みが濃厚な一品。刺し身や寿司で、ぜひそのままの美味しさを。
■ 中トロ|脂と赤身のいいとこどり
「マグロといえばここ!」というファンも多い中トロ。赤身のコクと、大トロのような脂の甘み。そのちょうど中間にあたる、絶妙なバランスが魅力です。背中やお腹の真ん中あたりから尾にかけて取れ、部位によって脂ののり方も微妙に変化。刺し身や寿司はもちろん、軽く炙っても絶品です。
■ 赤身|しっかり、だけど奥深い
胴体の中心部にあり、脂が少なく、キリッとした味わいが特徴の赤身。どんな調理法でも楽しめる万能選手で、刺し身や寿司はもちろん、ユッケ風、漬け、さらにはステーキやカツにもぴったり。上五島の養殖クロマグロは、赤身でありながら旨みが濃く、「赤トロ」と称されることもあるほどです。
若松瀬戸の海をめぐるクルージングでは、マグロ養殖場の見学も可能。餌やり体験では、丸ごとのサバを放り込んだ瞬間、水面がぐわっと沸き立つ大迫力の光景が目の前に!さらに、クルーズ中にはキリシタン洞窟やサンゴ礁など、上五島ならではの絶景ポイントも楽しめます。大人も子どもも夢中になる、非日常体験をどうぞ。
▍#ちょっと島旅/アクセス&旅のヒント
新上五島町には、なんと港が8つ。長崎や福岡から、フェリーや高速船で思いのほかすんなり到着できます。「長崎観光のついでに、ちょっと足を伸ばしてみようかな」「福岡から、もうひとつ旅の思い出を増やしたい」そんな気分のときにぴったりなのが、“ちょっと島旅”。透き通る海に、のどかな風景、人のあたたかさ。そこに、マグロというごちそうまで加われば——もう、行かない理由が見つかりません。気負わず、ふらっと。五島で待っているのは、ちょっと特別な“日常”です。