事代主神社 ことしろぬしじんじゃ

江戸時代に目の前の有川湾で起きた海境争いの時に作った地図が保存されている。

祭神は事代主神、大国主神、素盞男神、琴平神。
創始については、神社裏の恵比須社門柱に「文明15年魚目千石守護」と刻まれている。
現在御神体は、明和8年(1771年)似首村小頭湯川久次右衛門により社殿が再建され摂津の西宮より恵比須神像を勧請されている。社名も当初は「恵比須神社」と称されていたが、明治3年に「事代主神社」と改称された。藩政時には、社領を1石4斗8升3勺3才受領していた。今でも郷民の氏神様として、また大漁神として漁師の信仰を集めている。また、「魚目浦絵図」が保管されており、これは貞亨5年(1688年)有川よりの懸目安に及んだ魚目、有川の海境論争に伴い江戸評定所に差し出すため、長崎の絵師溝口七郎兵衛によって描かれた魚目浦の絵図2枚の内の控えである。この絵は当時の要所な漁場、地名の由来歴史的なこと、地形、神社、寺など詳細に記されており、資料として価値あるものである。秋の例大祭時期には上五島神楽が舞われる。


エリア
新魚目エリア
カテゴリー
神社仏閣

基本情報

住所 〒857-4514 長崎県南松浦郡新上五島町似首郷806
備考 【御神祭】 事代主大神

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