五島の日イベント-1
5月7日、雨天の為、体育館での実施となりましたが、1000人以上の方々にご来場いただき【大漁旗でつながろう 島の内と外】が開催されました。

島の人口減少、高齢化や担い手不足、そして海洋環境の変化に直面している現状を伝え、島の海を次代につなぐため企画された当イベントですが、
島内はもちろん、遠くは静岡県からもお越しいただき、まさに島の内と外がつながる素敵なイベントになりました。
(主催:新上五島町・島よかとこ行ってみ隊)

昨年秋に実施した【大漁旗デザインコンクール】では全国から494点のデザインが集結。その中から13点の優秀作のデザインを実際に大漁旗に仕上げました。さらにイベントの趣旨に賛同していただいた、国立大学法人 東京海洋大学名誉博士/客員教授で、講演や著作活動でも著名な さかなクン  、漫画家で恐竜研究家の ヒサクニヒコ氏 、絵本作家の 篠崎三朗氏 の大漁旗を制作し、この日盛大にお披露目されました。

また、新上五島町の特産であるブリ、ハコフグ、トビウオの変わり鯉のぼりを制作。成長ごとに名前が変わる出世魚であるブリ、全身固い甲羅のようなウロコに覆われて武者姿のように見えるハコフグ、地域の呼称アゴの名がそのまま世界共通語AGOOになったトビウオの三種は、いずれも子どもたちが丈夫に育って世界にはばたいて活躍できるよう願いを込めました。海で泳ぐ姿が思い浮かぶよう、ふつうの鯉のぼりとは異なる工夫が凝らされています。これらの大漁旗と変わり鯉のぼりは、静岡市伝統工芸技術秀士で、日本でも僅かとなった大漁旗専門染物師   佐藤千太郎氏 (国際芸術文化賞受賞)に製作を依頼して実現したものです。

優秀作品に選ばれ、デザインが大漁旗となった13名のみなさんには、賞状、島の特産品セット、記念品としてご自身のデザインがプリントされたオリジナルシャツが授与されました。

会場では当町の特産品であるアゴをかたどった「アゴ紙飛行機競技会」、海洋プラスチックゴミを材料にした「お魚キーホルダーづくりワークショップ」、島で見られる魚で作る「トロ箱水族館」や、当町の神事に欠かせない、国指定無形民俗文化財の「上五島神楽」の特別公演も行われ、大人も子どもも楽しめる1日となりました。

五島うどんの里で展示中!

天候等により予告なく外す場合がありますのでお早目にご覧ください

優秀作品 紹介

▼全応募作品をご覧いただけます ※PDF(40㎆程度)

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