# 撮りたい10の風景-1

# 撮りたい10の風景

長崎県の五島列島北部に位置する新上五島町には、カメラを構えたくなる魅力的なスポットが点在しています。教会建築、自然景観、伝統的な石造り文化など、様々な表情を見せる島の風景をご紹介します。

中ノ浦教会 ~水鏡に映る神秘~

小さな入江に佇む木造教会は、水面に美しく映り込むことから「水鏡の教会」と呼ばれています。朝もやが立ち込め、波が静かな時間帯の姿は息をのむほど美しい風景です。12月のライトアップ期間中は、水面に映る光が幻想的な空間を作り出します。

📸 対岸からの全景撮影がおすすめ。満潮時または満潮前後の時間帯がおすすめです。(干潮時は教会前が干上がってしまいます)水位だけでなく、波や風のない穏やかな状態を狙いましょう。「潮見表 上五島」で検索して海の状態を事前に確認することをお忘れなく。

ハマンナ〜隠れ家ビーチ〜

透明度の高い青い海と白い砂浜、そして「ライオン島」の愛称で親しまれる源五郎島が織りなす景色は、まさに隠れた絶景スポット。

📸 頭ヶ島天主堂に行く道中に【ハマンナ】とかかれたの看板があります。小さいので見逃さないようにご注意ください!道幅が狭くなる区間(約300m)があるので、運転には充分ご注意を。両端から岩場を含めた風景もおススメです。

桐教会下~エメラルドグリーンの絶景~

桐教会下に広がる海は透明度と美しい色彩を誇るスポットです。教会から見下ろす整然と並ぶ船の景観は素晴らしく、多くの訪問者が「最も心に残った風景」と評価しています。

📸海岸まで降りれば透き通った水面下で泳ぐカラフルな魚たちを撮影することもできます。また、少し離れた場所から赤い屋根の教会を含めた全景を撮るのもおすすめです。晴れた日の鮮やかさはもちろん、少し曇った日の独特の雰囲気も◎

石畳 ~時が刻んだ石の文化~

崎浦地域の海岸線には砂岩質の堆積岩が露出し、多くの採石場跡が残っています。この地域の石工たちは「五島石」を日常的に活用してきました。今も古い石畳や石塀が残されており、美しく積まれた石の風景にはロマンを感じます。時代によって石の積み方が異なる点も興味深いポイントです。

📸 赤尾と友住、両地区をゆっくり散策しながら撮影するのがおすすめです。同じ石文化でありながら、それぞれ異なる魅力を持つ風景を楽しめます。運が良ければ、石畳の上で寛ぐ島の猫たちとの出会いも。素敵な一枚が撮れるかもしれません。



📍友住地区の港近くには、名前のないフォトスポットがあります。Googleマップでは「グランドキャニオン砂の砂岩壁」という名前で表示されています。この砂岩の岩壁は一部が象のように見えることで地元ニュースにも取り上げられた珍しい場所です。

龍観山 ~島々を見渡す絶景~

西海国立公園・若松瀬戸を見渡せる絶景スポット。白い若松大橋、青い海、緑豊かな山々が織りなす風景は、四季を通じて美しい眺めを楽しめます。 

📸 春の桜、5月の新緑など季節ごとの表情を楽しめます。若松港に入港する五島旅客船と橋を一緒に撮影すると素敵な構図になります。船の時刻表をチェックして訪れるとベストショットが狙えます!

奈良尾のアコウ樹 ~天然の鳥居~

根が二股に分かれ、両足で地面に踏ん張るような姿をしています。神社へ続く参道をまたぐようにそびえ立ち、まるで天然の鳥居のようです。樹齢670年を超えるアコウ樹の下をくぐると長生きできると伝えられており、上五島のパワースポットとなっています。

📸 アコウ樹の全体像を撮影するなら広角レンズがおすすめです。樹の二股に分かれた根元と上部の枝葉を一枚に収めると迫力ある写真になります。季節によって風景が変わり、5月には新緑が美しく、12月には境内のイチョウの葉が地面を黄金色に彩ります。

有福・日島 ~防波堤でつながる島~

有福島と日島は、橋ではなく防波堤で繋がっている珍しい島です。漁生浦島と有福島をつなぐ全長345mの南防波堤、有福島と日島をつなぐ全長221mの北防波堤が、島々を結ぶ海上の道として独特の風景を作り出しています。青い海に横たわる防波堤の直線と島々の緑のコントラストは、写真に収めたくなる美しさです。また、この一帯の海は島内でも透明度が特に高く、カメラを手放せない絶景ポイントです!

📸 漁港ならではの網や漁具なども風情ある被写体に。ぜひ歩いてゆっくり散策してみてください。有川港から車で1時間程度かかるエリアです。島内にお店がないので、小腹が空いたときのためにおやつを持参すると安心です!

船からの眺め ~海上から楽しむ島の絶景~

島の自然を最も近くで撮影できるのは、クルーズ船での島巡りでしょう。穏やかな海風を感じながら透き通った海を進むと、色とりどりの魚たちが波間を泳ぎ、深い緑の山々が織りなす絶景が広がります。

📸 陸からは見ることのできない入り江や岩場の形状など、島の新たな一面を発見できるのは海の上からだけ。動画撮影もおすすめです!

矢堅目 ~トトロ岩~

とんがり帽子のような形をした珍しい岩は、近年「トトロ岩」と呼ばれています。夏には鮮やかなオレンジ色のオニユリが咲き、夕日との組み合わせが魅力的です。※矢堅目の岩と夕日を一望できる場所は、対岸にある白草展望台です。

📸 駐車場から階段を登れば全景を一望でき、下り道を選ぶと矢堅目の岩をより近くから見上げ迫力ある構図で撮影できます。上から見るか、下から見るか、両方試してみるのもおすすめです。

白草公園/矢堅目に落ちる夕日

対岸の矢堅目を一望できる絶景スポット。東シナ海に沈む夕日の美しさは格別で、幻想的な光景が多くのカメラマンを魅了しています。季節によって夕日の落ちる位置が変わり、特に2月と11月には、矢堅目と島の間に沈む貴重な景色を見ることができます。

📸 日没の約20分前から日没後の空が赤く染まる時間帯が最も美しい瞬間です。ベストショットを撮るために、事前に日没時間や太陽の方角をしっかり調べておくことをおすすめします。

ステキな写真がとれたら・・・
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