標高244mの祇園山のある日島は、新上五島町の西の端に位置し、かつては交易で栄えた島です。異国遠見番所が置かれていたことから「番屋の峠(バンヤノ峠)」とも呼ばれています。また烽火台が設置されていたことから「火の島」と呼ばれ、その名が変化して日島となったと伝えられています。県道169号線の突き当たり手前に登山道の標識があり、山頂からは有福島、漁生浦島、若松島、五島市の奈留島まで見渡せる絶景を楽しむことができます。
かつては若松ディアパークとして整備されており、今でも野生の鹿に出会うことがあります。