心をほどく、大人の二人旅。
世界中から注目を集めるインスタグラマー夫婦、bonpon(ボンポン)さん。
仙台在住のbonさんとponさんは、2016年よりInstagram @bonpon511で発信を続け、フォロワー数は89万人以上(2026年1月現在)。
お揃いのコーディネートと、自然体で仲睦まじい暮らしぶりが話題となり、「こんな夫婦になりたい」と国内外の幅広い世代から支持を集めています。
そんなbonponさんご夫妻をお迎えし、長崎県・五島列島北部に位置する新上五島町を、二泊三日かけてゆっくりと巡っていただきました。
お二人にとってこの島は、いつか必ず訪れてみたいと願い続けてきた、特別な場所だったそうです。
静かに佇む教会を訪ね、島に受け継がれてきた文化に触れ、同じ景色を並んで見つめる——そんな大人の二人旅。お二人の素敵なリンクコーデにも、ぜひご注目ください。
DAY1|祈りの島を歩く
長崎港から高速船に揺られ、約1時間40分。
bonponさんの上五島旅は、 島に点在する教会巡りからはじまります。
■ 頭ヶ島天主堂
旅のはじまりに訪れたのは、世界文化遺産構成資産「頭ヶ島の集落」に建つ教会。全国的にも珍しい石造りの教会で、頭ヶ島周辺の砂岩を用いて建てられました。重厚な外観とは対照的に、内部は花模様の装飾のやわらかい雰囲気。地元ガイドの方のお話を伺いながら、深い歴史にも触れる旅のスタートとなりました。▶ 頭ヶ島天主堂
※許可をいただき、撮影しております(聖堂内は通常撮影できません)
■五島石の町並み散策
教会をあとにして向かうのは、教会堂に使われている「五島石」が息づく、崎浦地域。 石垣や家屋に残る石工文化は、国の重要文化的景観にも指定されています。集落を歩くと、石とともに暮らしてきた島の歴史が静かに伝わってきます。▶ 崎浦の五島石集落景観
■ 昼食|五島うどん
散策のあとは、海を望む店内でひと休み。名物・五島うどんをいただきます。
▶ 島diningとらや ▶五島うどんについて
-bonponさんブログより-
自家製の五島うどんは、ツルツルの喉ごしで適度なコシもあってとても美味しかったです😋😋デザートは「塩プリン」🍮虎屋さんでは、五島の海水を汲んで天然の塩を作っています。塩ができる工程も見学させていただきました。
■教会巡り
午後は北上しながら、4つの教会堂を巡ります。
青砂ヶ浦天主堂、江袋教会、仲知教会、大曽教会
赤レンガの重厚な佇まい、木造の素朴な温もり、 色鮮やかなステンドグラスに包まれる空間——。同じ島にありながら、教会ごとに表情はまったく異なります。 集落の歴史や祈りを映し出すその姿を、ひとつずつ丁寧に辿りました。
■夕景|矢堅目公園
一日の終わりに訪れたのは、海を一望できる絶景スポット。 海岸線が広がる迫力ある景色が迎えてくれます。とんがり帽子のような形をした岩は、 近年「トトロが横を向いているように見える」と話題になり、 「トトロ岩」と呼ばれています。刻々と変わる空の色が、旅の余韻をいっそう深めてくれました。▶矢堅目公園
この日、bonponさんが宿泊したのは、HOTEL AOKA KAMIGOTOのコンドミニアムスイート。ゆったりとした空間に、miniキッチンや洗濯機も備えられ、島での滞在を心地よく支えてくれます。夕食は、併設のレストラン「umigoto」にて。「アル・ケッチァーノ」で知られる奥田政行シェフがプロデュースしたレストランで、五島列島の豊かな食材を生かしたコース料理が味わえます。
▶ HOTEL AOKA KAMIGOTO
-bonponさんブログより-
「工夫を凝らしたお料理は、見た目も美しく、どれも本当に美味しかったです😋」
DAY2|暮らしに触れる
祈りの時間を過ごした1日目。2日目は、つくる、みる、たべる。五感で島を感じる一日です。
■ステンドクラス体験
カフェと工房が一緒になった「葉ぐるま堂」でステンドグラス制作に挑戦。bonさんはクリスマス、ponさんは椿の飾りを制作。色とりどりのガラスを選び、丁寧にはんだ付けをしながら、世界にひとつだけの作品を完成させました。▶ 詳しくはコチラ
-bonponさんブログより-
均一にはんだ付けをするのが難しかったですが、優しく教えていただきながら何とか出来上がりました。初めてのステンドグラス体験、とても楽しかったです🥰🥰
■奈良尾のあこう樹
ものづくり体験のあとは、島のパワースポットへ。樹齢約670年、高さ約25メートル、幹周り約13.9メートルという日本一の大きさを誇り、国の天然記念物にも指定されています。神社へと続く参道をまたぐようにそびえ立ち、二股に分かれた根元は、まるで天然の鳥居のよう。くぐると長生きできると伝えられ親しまれています。▶ 奈良尾のあこう樹
-bonponさんブログより-
静かに見上げると、長い年月を生きてきた生命の力強さを感じます。
■ 昼食|生本まぐろ丼
お楽しみのランチタイムは、島自慢の生本まぐろ丼をいただきます。島で大切に育てられた本まぐろを、一度も冷凍せず生のまま味わえるのは、産地ならではの贅沢です。海流の速い瀬戸で育ったクロマグロは、身がきゅっと引き締まり、上質な脂のりが特徴。店内からは海が一望でき、窓の向こうに広がる海で獲れたマグロを、いまこの場所で味わう。そんな特別なひとときを過ごせます。
▶遊食館 ▶ 「上五島の養殖クロマグロ」について
-bonponさんブログより-
赤身と中トロがたっぷり乗った「生本まぐろ丼」をいただきました。生臭みが全くなく、身が引き締まりながらも程よく脂が乗っていてとても美味しかったです😋
■若松瀬戸クルーズ
海の幸を堪能したあとは、海風を感じるクルージングへ出発。島々に囲まれた若松瀬戸は、透明度の高い海がエメラルドグリーンに輝く絶景エリア。海上から教会を眺めたり、テーブルサンゴを観察したりと、海から見る上五島の景色はまた格別です。▶ 詳しくはコチラ
■中ノ浦教会
29もの教会が点在する上五島。海辺や静かな集落を巡っていると、思いがけない場所で教会に出会います。そのひとつが、車窓からふと目を奪われる中ノ浦教会です。小さな入江に佇む姿は「水鏡の教会」とも呼ばれています。内部には花の装飾や折上げ天井、祭壇部のリブ・ヴォールト天井など、見どころも豊富。素朴な外観とは対照的に、繊細であたたかな空間が広がっています。▶中ノ浦教会
■ 太田製麺所
創業100年を超える製麺所の四代目店主・太田充昭さんから五島手延うどんの歴史や受け継がれてきた製法についてお話を伺いました。椿油を使う独特の製法や、島の風土とともに歩んできた背景など、ここでしか聞けない話に耳を傾けます。さらに、実際に生地を引き延ばす工程の一部も体験。職人の技の難しさと繊細さを、手の感覚で知る時間となりました。▶詳しくはコチラ
-bonponさんブログより-
飛魚(アゴ) を炭火で焼いて干したもの(焼きアゴ)からとれる出汁「アゴダシ」をいただきました。あっさりした上品なお出汁で、同時に深い旨味があり、とても美味しかったです😋😋
■ 夕景|白草公園
東シナ海に面し、水平線にゆっくりと沈む夕日を望める絶景スポット。刻一刻と色を変えていく空と海を眺める時間は、心をほどくようなひとときです。肩を並べて同じ夕景を見つめる時間そのものが、かけがえのない思い出になります。▶ 白草公園
■ 宿泊|五島列島リゾートホテル マルゲリータ
この日の宿泊先は、町内の教会数と同じ29室を有するリゾートホテル。全室海を向いていてロケーション抜群です。館内レストラン「空と海の十字路」では、魚介や五島牛、パスタを取り入れたコース料理を楽しめます。▶ 五島列島リゾートホテル マルゲリータ
-bonponさんブログより-
天然温泉の大浴場と露天風呂もあり、旅の疲れをゆったりと癒せます♨️
■星空鑑賞
毎日開催の星空ナイトツアーに参加。空いっぱいに広がる無数の光が、まるで降り注ぐようにきらめきます。リクライニングチェアに身を預け、ガイドの解説とともに、星に包まれる特別な時間を堪能しました。▶ 星空ナイトツアー
-bonponさんブログより-
ブログお天気に恵まれて肉眼でも天の川まで見えて感激! 流れ星も見つけることができました。 高感度の望遠鏡で土星を見せてもらうと、輪の部分が直線になっていて、串刺しのお団子のようで面白かったです😁😁 ホテルに戻ってからも、ベランダに出てしばらく星空を眺めていました。
DAY3|潮風とともに
島で迎える、最後の朝。少し早起きをして、青砂ヶ浦教会の朝ミサへ向かいました。
-bonponさんブログより-
『五島の教会で御ミサに与ることが長年の夢だったので感激でした🥰🥰仙台や東京の教会では、ベールを被ることがほとんどなくなりましたが、こちらでは女性の信者さんはほぼ100%ベールを被っておられました。ponもベールを持っていったので久しぶりに被りました。五島の教会の神聖な雰囲気に触れて、改めて自分を省みることができました』
ミサのあとは、ホテルでゆったりと朝食を。
地元食材を取り入れたやさしい味わいが、清らかな朝の余韻をそっとつないでくれます。
■椿油搾油体験
朝食後は、ホテル隣のつばき体験工房へ。五島列島に自生する天然ヤブ椿から椿油を搾る体験ができます。乾燥させた椿の種を杵と臼で砕き、丁寧に圧搾。1kgの種から約300ccほどしか取れない貴重な油には、島の自然と人の知恵が凝縮されています。自分で搾った椿油は持ち帰ることができ毎日のスキンケアやヘアケアでお楽しみいただけます。▶ つばき体験工房
❖ お土産|▶ 五島うどんの里のおみやげ屋さん
有川港から徒歩3分の場所にある「五島うどんの里(新上五島町観光物産センター)」では、五島うどん、お塩、かんころ餅、椿油など、上五島の特産品が豊富に揃い、全国発送にも対応しています。
■ 蛤浜
旅の最後に訪れたのは、遠浅の砂浜とコバルトブルーの海が広がる蛤浜。白い砂浜と透明度の高い海が美しく、思わず足を止めたくなる風景です。▶ 蛤浜
■ 青方港から、博多港行きフェリー「太古」で帰路へ。
約5時間40分の船旅もまた、旅の一部。潮風を感じながら、上五島で過ごした時間をゆっくりと思い返します。スイートルームには専用のデッキもあり贅沢な船旅を満喫できます。
-bonponさんブログより-
新上五島町での3日間。お天気にも恵まれて、最高に幸せな日々を過ごさせていただきました。教会はどれも素晴らしく大切に守られていて、都会の教会が次々と近代的に建て替えられるのが寂しく感じられました。美しい海と星空も一生忘れられない思い出になりました。五島うどんも生本まぐろ丼も、ホテルのお食事も、すべてが美味しかったです。ふるさとガイドさんや星空ガイドさんのお話も楽しく、ステンドグラス体験や椿油搾油体験などもできて、学びも多く充実した3日間でした。
教会を巡り、暮らしに触れ、海と空のそばで過ごした三日間。
島で過ごした時間は、
bonponさんご夫妻の柔らかな雰囲気と重なり、静かに穏やかに過ぎていきました。
慌ただしい日常から少し距離を置き、深呼吸をするのに、上五島はきっと心地よい場所です。
あなたもこの島で、心ほどけるひとときを過ごしてみませんか。
※教会堂の写真は許可を得て撮影しております。聖堂内は通常撮影禁止です。
※写真の一部は、bonponさんよりご提供いただきました。